「・オートバイの高速道路二人乗りを解禁せよ・食の安全について」2004/2/26 11:30〜12:30 衆院内閣委にて

○宇佐美委員
 続きまして、同じように今国会で法案が出てくるんでしょう、道路交通法の改正問 題なんですけれども、十年前、私が衆議院におりましたころには、交通安全特別委員会という委員会がありまして、当時は一万人を超える一年間の死亡者があったわけでございますけれども、その交通安全特別委員会の中で道交法の改正の議論、たびたび させていただきました。  まず最初に行ったのが、大型自動二輪を、なかなか免許が取れない。たしか大宮の免許試験場では合格率が三%いくかいかないかという中で、教習所で大型バイクも取 れるようにしようということで、諮っていただいて、御賛同いただきまして、九三年 だったと思いますけれども、九三年から四年にかけて成立したと思っております。  続いてその次が、オートバイが、高速道路において、最高速が例えば東名百キロ だったら八十キロということで、速度差があったわけですね。この速度差が、例え ば、タンクローリーが横を、同じ百キロで走っていれば抜かれるということはないわ けですけれども、八十キロと例えば大型車が百キロで走っていたら、当然、重量の軽 いオートバイの方がその風の影響を受けて横飛びになってしまうとか、非常に、安全 性の面からも実は高速でのスピードを同じようにした方がいいということで、高速道 路でのバイクの最高速が道交法の改正によって上がったわけでございます。  そして、ついに三つ目、三点セットの三つ目なんですけれども、高速道路における オートバイの二人乗り。この十年間、私もやり続けてまいりまして、やっと重い腰を 警察庁に上げてもらえたようでございます。特に安全面について、この数年間いろい ろと実験をしていただいたようでございますし、今回、十二月のたしか二十六日から パブリックコメントということで募集をかけられたと思います。その内容などについ て、端的に公安委員長からお答えをいただきたいと思います。

○小野国務大臣
 お答え申し上げます。  道路交通法改正試案でございますけれども、寄せられました意見のうち、自動二輪 車の二人乗り規制の見直しに関しましては、一万一千四百八十四件の御意見をいただ いたところでございます。  高速道路における自動二輪車の二人乗り規制の見直しに関する主な御意見といたし ましては、高速道路には交差点、横断歩道それからマンホール等がなくて一般道路よりも安全である、こういう意見もございました。それから、夫婦、友人と旅行に行く 際に高速道路を利用することができず今まで不便であった、こういった立場から賛成 する意見があったほか、条件つき賛成の立場からは、安全教育や講習会をきちんと充 実させるべきであるという御意見もございました。また他方、反対の立場からの御意 見には、自動二輪車の事故がふえるので危険である、こういうふうな御意見もござい ました。また、暴走族が高速道路を走るようになってしまうといった御意見もござい ましたが、これは年齢制限等、経験年数等、いろいろ条件があるわけでございます。  警察庁といたしましては、先ほどお答えいたしましたように、改正試案に沿って改 正案の作成作業を進めているものと承知をいたしております。

○宇佐美委員
 教習所で大型バイクの免許取得ができるようになって何が起きたかというと、会社をリタイアされた方々、特に六十代の皆さんが免許を教習所で取るようになって、それに合わせて、海外でいえばハーレーダビッドソンとか、国内ではホン ダやカワサキ、スズキの大型バイクの売り上げが非常に伸びたということもありま す。  例えば、北海道のラベンダー畑を夫婦そろって、引退した夫婦が、子供も家庭から 離れてしまっていますから、一緒にツーリングをするとかいうこともできるわけでご ざいますけれども、そのときにやはり高速道路を使わないとそこまで行けなかったわけですから、今回のこの国会での法改正を全面的に私も進めていただきたいと思いますし、やっていただきたいというふうに思っています。

 続けて小野大臣、食品安全委員会、これも担当されているということでございまして、いっぱいありますね。  食品安全委員会の役割について、昨年議論があったんだと思いますので、ここは ちょっと割愛をさせていただいた上で、リスク評価というのをやられていると思いま す。リスクについて、科学的知見に基づいて客観的かつ中立公正に評価することだと いうふうになっていますね。  ぜひ、大臣、ちょっと考えていただきたいんです。例えば、遺伝子組み換え食品 と、今アメリカ国内で流通している米国産の牛肉とか、どっちがリスクが高いという ふうに思われますか。

○小野国務大臣
 直接ここでどっちが高いということは申し上げることはできません けれども、リスクという言葉自身が、やはり日本語で私は話さなければ、リスクとい う言葉はどちらかというと危険という言葉でテレビ等でよく使われておりますので、 食品健康影響評価と、大変長いんですけれども日本語で言っていただきますと、あ あ、そういうことなのかというふうに御理解をいただける。  そういう言葉の使い方の問題を初め、これから、リスクコミュニケーションという 言葉も使っておりまして、いわゆる農林水産省と厚生労働省のそれぞれの管轄の中で 農薬の問題とか添加物の問題がある、それの健康影響評価をどうするかということを 我々食品安全委員会の方に諮問されまして、それに対する答えを出していきながら、 安心をしていただくという、そういう体制が私どもの仕事になるわけでございます。  先ほどのお答えはちょっとできかねましたけれども、ちょっと概要を御説明させて いただきました。

○宇佐美委員
 評価ということは、そこに基準が存在して、そこの結果として格付な り点数づけというのが出てくるんですね。 とすると、今例えで申し上げましたように、例えば遺伝子組み換え食品、この危険 性というのも当然指摘をされているわけですし、アメリカ国内で流通している牛肉に ついて、日本の国内の牛肉のように全頭検査がされていないわけですから、その中に リスクが含まれているんだと思います。それを基本的には数値化をしていくというの がリスク評価なんだと思いますので、その評価がないと、その後に続いてまいります リスクコミュニケーションというものが成り立たないはずなんですね。ですから、わ かりやすい形でのリスク評価を、食品健康影響評価ですか、をぜひ進めていっていた だきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

つづき「霞ヶ関的発想の景気認識をただす!」へ