1「羽田空港国際化に向けて周辺整備の拡充を!」2004/3/16 14:30〜15:10 衆院国交委にて

○宇佐美委員
 東京第四区、まさに羽田空港を選挙区にしております宇佐美登でございます。
 本日のこの東京国際空港における緊急整備事業の円滑な推進に関する特別措置法案、我が地元でございますので、一生懸命質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、与党側の皆さんは千葉の方が多いようでございますし、うちは大谷さんが大阪、伊丹空港、長安さんが関西空港、そして私がこの羽田空港、東京国際空港ということで、それぞれ地域の事情もあるかと思いますけれども、その中で、国家的な視点から、やはり羽田空港の国際化は一刻も早く進めていくべきだという立場で私は質問をさせていただきたいと思っております。  昨年十一月三十日に、先ほど委員からの質問の中でも話がありました、チャーター便が羽田と韓国・金浦空港とを飛んでいるわけでございますけれども、この運航状況というものがまず国際化の試金石となると思っておりますけれども、その現状そして認識はいかがかと思います。よろしくお願いします。

○石川政府参考人
 昨年の十一月から運航を開始いたしました金浦―羽田間の国際旅客チャーター便でございますけれども、搭乗率で見ますと、当初は六割程度だったわけでございますが、最近ではこの羽田―金浦間のチャーター便の認知度が高まるにつれ増加してきておりまして、ことしの二月以降は七割台の搭乗率となってきております。

○宇佐美委員
 十二月一日から七日までの一週間、二十八便で九千三百六十四人ということに対して、二月の終わり、二十三日からの一週間の二十八便では一万二千五十六人ということでありますから、数字を見る限り、十二月中、一回七千人台にもなったことはありますけれども、一月から二月にかけて順調にふえているという状況なんだと思います。  やはり、羽田空港というのは、東京の中から、都心部から行くに当たっても、モノレールで行くにしても、京浜急行で行くにしても、車で行くにしても、三十分から一時間、長く見積もっても一時間ということでありますから、非常に便利な、ある意味日帰り出張ができるような状況が羽田空港の国際化というのは生まれてくるんだと思います。  同時に、羽田空港、ただ、国内の空港としての基盤的な空港であるわけでございますから、再拡張後も、国内便において、いわゆる多頻度運航とか機材の小型化、ジャンボから小さい飛行機にして利用者の利便がよくなるのではないかと地域の皆さんも期待をしているところでありますが、この点はいかがでしょうか。

○石川政府参考人
 羽田空港の再拡張後には、既に御説明しておりますけれども、空港容量が約一・四倍増加いたします。  そういうことから、国内線につきましては、一つが、今までいわば空港容量の制約から困難でありました新規路線の開設、あるいは既存路線の増便というものが可能となろうかと思います。そういう意味で、国内航空ネットワークのさらなる充実が図られるというのが第一点だと思います。  二番目に、今先生も御指摘がございましたけれども、従来、需要の増大に対応して、機材の大型化ということによって対応してきた路線というのがあるわけでございまして、こういう路線につきまして、より小型あるいは中型の機材によって多頻度の運航を行うことが可能となるわけでございます。
 それから、もう一つは、新規航空会社の参入の問題でございまして、新規航空会社の参入あるいは事業規模の拡大というふうなこと、あるいは大手航空会社間でも他社の単独路線への参入が容易になるというふうな形で、一層の競争促進が図られると思っております。  さらには、国内線ダイヤについて、ダイヤ調整の余裕が生ずるために、利用者ニーズにより的確に対応したダイヤの設定ということが可能となろうかと思っております。

○宇佐美委員
 今、局長答弁にもあったように、新規路線をつくったり、航空会社そのものの新規参入も予測されるところでありまして、これは、羽田空港を、便をふやすことによって、実は地方の皆さん、地域の皆さんが東京と行ったり来たりがしやすくなるということでありますから、この羽田空港の第四滑走路の話になると、とかく国際化という視点が強く置かれるところでありますけれども、国内便の増強ということが、ひいては国内の経済を引っ張っていく力にもなっていくんだと私は思っているところであります。ぜひ、引き続き御努力を皆様方にしていただきたいと思います。

 ただ、一方、私、きのうも羽田空港を、国内線を利用させていただいたんですが、この一、二カ月の間に羽田空港の構内道路、また新しくなったんですね。これは、工事が頻繁に行われているせいもあって、通行レーンとかが日々変化をしているぐらい、地元では受けとめられているところでございまして、三百五十七号線という湾岸線から羽田空港に入っていくところで、一番多分皆さんが空港を利用しようと思っている国内線、国際線、到着、出発というところなんですけれども、一番左の車線、今一車線になってしまっているんですね。  きのうも、私、自分で運転をして空港まで行ったんですけれども、目の前で、恐らくタクシーですから比較的空港に来たことはあるんでしょうけれども、戸惑ったように直前になって進路変更をして私の目の前に入ってきたんですけれども、地域の人にとっても非常にこの道路構造が複雑になっている。  加えて、今カーナビゲーションが非常に普及してきている中で、ちょっと離れたところから羽田空港にカーナビゲーションで来ると、カーナビゲーションが時に海の上を走ったり草地の上を走ったりということで、非常に戸惑っている状況をよく見受けるわけでございます。
 この道路つきというものも、非常に空港ネットワークを考えるときも、先ほど関西空港の橋の話もあったと思いますけれども、同じように、羽田空港というこれから何十万人、何百万人、いや、将来的には何千万人と使っていく空港の中で、道路構造というものをもう少しわかりやすくしてほしいのと、周知を徹底すべきだと思っているんですが、いかがでしょうか。

○石川政府参考人
 現在、羽田空港は、第二旅客ターミナル、いわゆる東ターミナルビルの建設をやっております。ことしの十二月ごろの供用開始を目指して工事をやっているわけでございます。  そういう意味で、道路のつけかえ等々が工事中だということでなされていると思いますが、私どもとしては、その工事の進捗に伴って、構内道路のルートの変更ということにつきましては、事前に、ポスターの掲示だとか、チラシの配布だとか、ホームページへの掲載だとか、ラジオによる情報提供などの各種の手段により広報に努めてきているところでございます。ことしの十二月ごろに最後のルートの変更ということも予定をしてございまして、その際にも十分な広報活動を行ってまいりたいと考えております。  さらには、今お話しのように、利用者にわかりやすい道路標識、あるいは道路の案内の設置ということについても、やはり最大限の配慮をすべきと考えておりまして、現在、新しい旅客ターミナルの供用開始後のそれらの道路標識だとか道路案内の設置の位置、デザイン等について最終的な詰めを行っているところでございます。

○宇佐美委員
 これは、国際化をしていくわけでありますから、海外から羽田空港に来られた方が一番最初に見る標識がまさに羽田空港の標識になる可能性も高いわけでございますので、ぜひ、日本語のわかる人わからない人を含めて、徹底的にわかりやすい標識というもの、成田空港や関西空港のノウハウもあるかと思います、しっかりと利用してわかりやすい形をつくっていただきたいと思います。  特に、昨年十二月八日から羽田空港のP1、P2というビッグバードの真ん前にあります駐車場が二十四時間まで二千五百円ということで非常に安価になった中で、駐車場の利用が以前に比べて、十年前から地元でございますので見ていく中でも、非常にふえているんですね。ですから、先ほど答弁にもあったように、よりわかりやすい案内板などをお願い申し上げたいと思います。
 同時に、今申し上げたように駐車場利用者がふえているんですけれども、困っている問題もあるんですね。  というのは、空港へ車で来る方が近くの駐車場、民間駐車場で、例えば三泊四日五千円とか六千円とかいう業者に頼んで、京浜島とか、城南島もごく一部ありますけれども、私の地元のところのもともとは工業用につくられた島のところに立体駐車場をつくって駐車場として営業されている方々が、年末年始とかゴールデンウイークとか需要が多いときに、何と、預けてもらったお客様の車を近くのファミリーレストランとかコンビニとかの駐車場に置いてあったりするんですね。
 それを警察に届けられて、警察からその利用者の人に電話が行くと、羽田空港ですから国内のケースが多いですから、いきなり携帯電話にかかってくるケースは少ないにしても、自宅に電話が行って、自宅の留守番電話を聞いたら、自分の車が駐車場業者に預けたはずなのにコンビニの駐車場にあると電話が入っているというようなことがあって、非常に問題点が出てきたりもしているわけです。  同時に、駐車場にそのまま乗り捨てていく本当に許せない人たちも出てきている。特に、成田空港なんかはそういうケースが多いんじゃないかと思っているんですけれども、国際化などによってこの駐車場への車の乗り捨て、どのように対応していくのか、御意見をお聞かせいただきたいと思います。

○石川政府参考人
 空港内の駐車場に放置自動車ということでございますが、十五年度の実績を見ますと、成田空港では年間十五台、羽田空港では年間五台というのが私ども調べた数字でございます。  こういうものにつきましては、駐車場に入った後に半月程度経過した自動車、これにつきましては、まさに先生御説明があったように、所有者に連絡をして引き取りを求めるということにしてございます。さらに、六カ月以上経過しても引き取り手がない自動車については処分をするというふうにしているところでございます。  空港駐車場における放置自動車の問題については、こういうものが生じないように、駐車場運営事業者を指導してまいりたいと考えております。

○宇佐美委員
 前段申し上げたのは、ちゃんと駐車場業者に預けて、帰ってきて乗ろうと思っている自分の車がその期間中全然知らないところに置いてあって、電話がかかってきて驚いたという話で、後段は意図的に乗り捨てていく方々の話だったんですけれども、ぜひ、この羽田空港だけではなくて全国の空港でこういったことのないように対応をお願いしたいと思います。

つづき「環境配慮型の空港整備をせよ!」へ