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○宇佐美委員
さて、一方で、今、環境に優しい空港というものが施策として出てきていると聞いております。この環境問題、私もワシントンの環境エネルギー研究所というシンクタンクの中でずっと国際環境政策の研究をしてきた者でございますけれども、我々が生きていく中で、自然環境を一番壊すのは、残念ながら我々人間そのものでございます。
その中で、飛行機というものも大量にエネルギーを消費して、CO2の排出など、残念ながら、環境に優しいかといえば、これまではなかなかそう簡単に答えられる状況ではなかった。
そういった中で、昨今、エコエアポート構想というものが出ていると聞いていますけれども、その詳細を御説明いただきたいと思います。
○石川政府参考人
地球環境問題への取り組みが求められている中で、私ども航空局としても、従来の空港周辺の環境対策に加えまして、空港自体、空港の中における環境対策を含めた施策を講ずることといたしておりまして、環境に配慮した空港、エコエアポートでございますが、これを目指した取り組みを現在まで新千歳空港、広島空港で開始しております。仙台、大阪、福岡の各空港で今年度内に開始することとしております。
エコエアポート計画を進めるに当たりまして、空港ごとに、空港内の事業者、空港周辺の地方公共団体などの参加を得て、エコエアポート協議会などを設立して、空港と空港周辺の環境計画ということについて検討を行うこととしております。
具体的な内容については、今後、それらの協議会で検討していくこととなりますけれども、空港周辺の緑化、あるいは空港内の建築物の屋上緑化等々についても検討してまいりたいと考えております。
○宇佐美委員
それで、今五つ、現状やられている二つの空港と三つの検討中のお話があったわけですけれども、私としては、ぜひ、この羽田空港も積極的にエコエアポート構想というものを活用していただきたい、また、ターミナルの屋上緑化や周辺の緑化も積極的に推進していただきたいと思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。
○石原国務大臣
ただいまの宇佐美委員の御指摘は、大変重要なポイントだと思います。 航空ネットワークの拡充による利便性と、さらに、そこに緑地部分がふえることによりまして、そこに集う利用者の方々の環境に対する意識、またその景色を見ての安らぎ、こういうものを空港で得るようになれば、これはまた、空港の一つ大きな機能になってくるのではないかと思っております。
都市部の緑地率が二割を切るような段階になりまして、空港も新たな緑のスポットとしてよみがえるようなことが考えられていくのではないかと思っていますが、今回は、関係者によりますエコエアポート協議会の設立に向けて民間の皆様が努力をされていると伺っております。準備が整い次第、協議会において環境配慮のための具体的施策を検討していくと承知しているところでございます。
○宇佐美委員
このエコエアポート構想は、先ほど局長答弁でも、今の大臣答弁でもありましたように、民間の皆さんと協議会をつくらなければならないわけですけれども、比較的主導的立場にあるのが国土交通省であるわけですから、この点においても、リーダーシップを持って、国土交通省の皆さんから環境に優しい空港を、特に近隣には、例えば荏原製作所さんなんというのは、排煙脱硫装置とかでは本当に環境問題でひときわ大きな力を世界的にも発揮している会社もありますし、環境に配慮した産業技術を持っている会社も大田区の地元はたくさんありますので、そういった業者さんともしっかりと御相談をいただきながら、全体としてこの緑地化、進めていただきたいと思います。
特にまた、大田区内の小学校、図書館の屋上緑化で使われているものでは、セラミックを利用して、植木に水を上げるのを短い間隔ではない、長い間隔で上げられるように、そういった実用新案を取っているような会社もあります。いろいろと、本当に大田区、よく言われるように、日本の技術の集積地と言われているわけでございますので、そういった技術も積極的に利用していただいた形のエコエアポートをつくっていただくよう要望をさせていただきたいと思います。
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