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○宇佐美委員
続いて、交通指導取り締まりについてでございます。 交通違反というのはしたことがない、例えば自動車免許を持っている方で、人生の中、何十年、ペーパードライバーで運転していなければ別ですけれども、運転されている方で違反をしたことのない人、捕まったことのない人ではなくて違反をしたことのない人は、私はゼロだと思っています。
例えば、運転前点検といいまして、運転前にはブレーキランプをパートナーに見てもらうとかそういうことをやるんですけれども、恐らく、警察の方だって、警察車両はやられるかもしれないですけれども、自家用車で家を出かけるときにブレーキランプがついているか見てもらうなんということはほとんどないと思います。これを交通違反というかどうかは別にしても、違反的な行為を、日常すべての皆さんが、自動車免許を持ってかつ運転されている方すべての皆さんがやっていると言っても私は過言ではないと思っているんですが、そんな中で、だれでも交通違反の対象になり得るからこそ、国民の皆さんの関心も高いわけでございます。
速度取り締まり、速度違反になりやすそうな場所で行っているケース、すごく見るんですね。うちの地元でも、私の地元の環状七号線、平和島流通センターから第一京浜の間、そうそうと国家公安委員長言われるように、そこで先々週の日曜日ですかね、私、あいさつ回りで城南島に行かなければいけないとき、内回り、外回り両方に白バイがいて、信号で一番最初に飛び出ている車、全部スピード違反でやっていくんですよ。それ、行きも帰りも見ましたから。
知っている人は、そこを五十キロ制限、六十キロ制限、ちょっと忘れましたが、七十キロぐらいで走っているんですよ。それも違反なんですよ、七十キロぐらいで走っているから。捕まっている人は、トップを走っている七十五キロから八十キロで走っている人。百キロで走っているのなんて捕まえてもしかるべきだと思うんですけれども。
あそこに、例えば警察の方、パトカー一台あるだけで、スピード出さないんですよ、みんな。基本的に、私は、あそこ、事故が多いかなとも考えたことがあるんですが、確認をとっていないので明確には言えませんけれども、そう事故の多いところでもないんです。私の知る限り、免許取って、大田区の地域で運転してもう既に約二十年になりますけれども、あそこで事故を見たことは一度もないです。
もう一つ、環状七号線でいえば、中原街道から目黒通りに行くところで最高速四十キロになっているところがまだあるんですね。これも東京都の公安委員会に言わなければならないというふうに思うんですけれども。そこにいつもと言ってもいいぐらい地元の警察署の覆面カーが走っていて、その地域を知らない、地域以外の方が六十キロ、七十キロで走っているとどんどんどんどん捕まえていくというのを、特に土曜の夜とか頻繁に見るわけでございます。(発言する者あり)
こういった中で、本当に同僚議員の言うように、納得いかないというか、許しがたい。一般的に、日本の警察は一生懸命やられているし非常に信用されているんです。泥棒が入ったら一一〇番するというのは、ほぼ一〇〇%の方がされるぐらい、信用されているんですよ。ところが、この交通警察が、取り締まりを受けて、特に納得のできない取り締まりを受けると、ふざけるなというふうに思う方がいっぱいいるわけですよ。そういった中で、取り締まりのための取り締まりになっているのではないかというような疑念がどうしても生まれてしまうんですが、この点、交通局長、どういうふうに認識していますか。
○人見政府参考人
お答えいたします。 取り締まりのための取り締まりと言われると、甚だ私どももつらいものがありますが、例えば、最近の交通死亡事故の減少、これを見ますと、飲酒に起因する死亡事故の減少もありますが、最高速度違反に起因する死亡事故の減少も大きく寄与しているところであります。最高速度違反は、今さら言うまでもございませんが、死亡事故発生の大きな原因でありまして、その意味でも取り締まりの必要性は極めて高い、これまでもそういう意味で重点違反として取り締まってきたところであります。
ただ、取り締まりに当たりましては、交通事故の発生状況等を綿密に分析した上で取り締まり場所を選定し、最高速度違反に起因する事故が多発しているような危険な場所、時間帯に効果的に実施することが大切でありまして、そういう方向で都道府県警察を指導してまいりたいと考えております。
○宇佐美委員
局長はもう何か、多分専用車がついて余り御自身で運転されないのでわからないかもしれないですけれども、東名高速で夜十二時ごろ、例えば東京―厚木とか走ってみてくださいよ。平均百二十キロから百四十キロでみんな走っていますよ、トラックから。それは、走らないと荷物が間に合わない、仕事で間に合わないということもありますけれども、そこを制限速度百キロでなんか走っていたら逆に怖いぐらいの状態なんですよ。それが現実です。現実に合わせた形で高速道路の速度設定をされるべきですし、河本先生が言われたように、捕まったのは運が悪いと言ったら、私なんか運がよくない人ですから、七年も浪人していた男ですから、こんなのが運悪くて捕まったなんというのは許しがたいわけですよ。
特に、隠れての取り締まりというのが、やっぱり納得できないということが多いと思います。スピード違反は、今オービスとかは事前に出ていますけれども、交通事故防止のために違反を抑止するのであれば、まず私は指導すべき。
例えば今、スピードだけではなくて、右折禁止。これは右折していいかどうかちょっとわかりづらいところで右折したら、そこにお巡りさんが立っていて、はいはいはいとか。地元の公安委員長もわかると思いますが、荏原町商店街のところに行く細い路地なんですけれども、ここも、右折していいかどうかわからなくて右折してしまうと、そこにお巡りさんが立っている。今回書類を破棄した荏原警察署ですよ。
こういったことをやっていると、交通警察の問題から、違うだろう、その前に立っていてくれて教えてくれればいいじゃないかという気持ちが私は一般的なんだと思います。それで、そこがまた警察の大切な書類を捨てている、処分とかしていたら、ますます不信感が高まっていってしまうわけです。
私は、今やるべきことは、交通警察をもしも維持もしくは拡大するならば、事故が起きたときに、例えば物損事故は現場に今行かなくてもよくなったんですよね。何か通達ですか、御存じですか、公安委員長。現場にもう行かなくて、物損事故だったら電話で受けて、ああそうですか、こうですか、じゃ、両方が納得されているんだったらいいですねと。現場確認されないんですよ、されなくてもいいようになっている。その後、物損事故だったのが、やっぱり首が痛いとか人身事故になったときに、大体次の日とかですよ、緊張していて事故のときにはわからなくて、翌日に、ああ首が痛い、やっぱりこれ届けよう。
現場確認なんというのは早ければ早い方がいいというのが私は警察の皆さんの常識だと思います。にもかかわらず、現場に行っていないからどういった状態かもわからない。その車の傷がその後生まれたものかどうかもわからないという中で、私は、交通警察を拡大していくならば、まさに事故に対してきちっと現場を確認すること。
そして、それについて、今三週間以内のけがの場合には基本的には起訴されない状況の中で、点数は引かれるけれども反則金は払わなくていいというケースがほとんどだというふうに聞いているわけでございますので、この事故との関係も含めて交通警察のあり方そのものを、やはり局長、警察庁から各都道府県警に対して、何かノルマみたいに駐車禁止をやったりレッカー移動をやったりしているというのを、みんな恐らくここの中で運転されることが今もある方だったら同感だと思いますよ。
皆さん方だって、車を運転されていて、これは何だと。もしくは駐車して、郵便局に郵便物を出しに行った。そうしたら、局員がいなくて時間がかかって、出てきたら車に輪っかがかかっていた、これは駐車禁止と。そういったような話がもう山ほど出てくるわけですよ。一方で、よく言われるように、空き巣とか盗難とか、こういったものについて十分に捜査してもらえているのかなと、検挙率も下がっている中で非常に皆さん疑念を持っているわけです。
ですから、私は交通警察の拡大というのは不要だというふうに、現状の中では必要ではないと思います。それよりも、優先順位はそういった治安関係に回すべきだと思いますけれども、百歩譲って、交通警察について維持すべきだというならば、こういった取り締まりのための取り締まりではなくて、事故が起きたときの現場確認などについてもっと力を注ぐべき。もしくは、ひき逃げとか当て逃げとか、こういったものについてきちっと捜査をしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○人見政府参考人
お答えいたします。 年間交通死亡事故で亡くなる方が八千人近い、七千七百二人、しかも、けがをされる方は百十八万人を超えている、こういった状況を踏まえますと、交通事故の防止、交通の安全と円滑を図っていくということは、非常に極めて重要な仕事であると私ども思っております。
交通事故を防ぐためには、交通のルールを守る、しかもこれは自主的に守っていただくのが一番理想でございまして、これは警察官が隠れて取り締まったとか表に出ていたとかということでなく、ぜひ自主的に国民の皆様に守っていただきたい。また、それが、交通の秩序を確保し、公平公正な取り締まりをしていき、かつ交通事故防止に資するものではないか、こういうふうに考えております。
我々も、いろいろな御指摘は承っておりますので、常に、取り締まりが適切、公平公正に行われるよう、都道府県警察を指導してまいりたい、こう考えております。
○宇佐美委員
その延長上なんですけれども、ある意味、警察官にもある程度裁量権は必要なんだと私は思っています。同じ軽微な交通違反であっても、ふだんから安全運転しているドライバーと違反常習者で、その社会的意味というのは違うんだと思います。そういった中で、私は、例えば警告措置というものがあってしかるべきなんだと思います。
というのは、例えば免許の番号を見て確認してもらえば、事故があったり違反があったりというのはすぐ無線でわかるんですよね。だとしたら、その中で、どう見ても、どう見てもというのもその判断が非常に難しいんですけれども、まず、さっき言った四十キロ道路を勘違いして七十キロで走っていました、スピード違反で取り締まるんではなくて警告をする。まず警告をして、その警告が記録に残る形にしておいて、次に同じようなことをやったら、もうそれはだめですよというような、いわゆる警告制度。いきなり反則金や点数のつく取り締まりではなくて、その前段階として警告をする。それを登録しておいて、一定の回数に達した者を厳しく取り締まるということが、私は、取り締まりのめり張りをつけるという意味でも必要だというふうに思うんです。
特に初心者、もしくは免許を取って何年かたっているけれどもペーパードライバーで運転をしていない、もしくは地域がかわる。首都圏で運転しているのと地方で農道的なものを運転しているのと、特に大型農道だと信号がついていなかったり一時停止が両側ないようなところもある。そういった中で、取り締まりについて、私はこの警告制度というのをぜひ検討していただきたいと思いますが、局長、いかがでしょうか。
○人見政府参考人
お答えいたします。 交通指導取り締まりにつきましては、国民からいろいろな御意見、御批判があることは承知しておりますが、なかなか限られた警察力をもって交通の安全と円滑を確保するためには、悪質、危険性の高い違反に指向した取り締まりを行い、また、国民が納得して交通ルールを守ることができるように、交通規制についても不断の見直しによりまして合理的なものとすることが大切である、こう考えております。
道路交通法は、悲惨な交通事故から国民の生命、身体を守り、交通の円滑を確保するために一定の交通のルールを設けているものでありまして、御指摘のように、警告措置を制度化し、これまで罰則や交通反則制度の対象となっていた者を警告にとどめることとした場合には、結果的に、これらのルールを無視する者が増加し、交通秩序が損なわれるおそれがあると思われます。
依然として悲惨な交通事故が後を絶たない現状におきましては、現在の取り締まりの考え方によることが適切であると考えております。
○宇佐美委員
時間が来ましたので終わりますけれども、警察全体の話で申し上げると、今、警告制度を否定的におっしゃいましたけれども、だったら、文書破棄している人たちはどうなんですか。こんなもの、警告とか訓告とか戒告をやっていたって、どんどん、続々出ているじゃないですか。それも、法律を最もわかっている人たちと言われる行政の人たちが、自分たちの書類、最低でも三月三十一日まで保存をしなければならないものを捨てている。これで、また訓告とか戒告とかやったって、納得されませんよ。
公安委員長、最後に、これはどうですか。
○山本委員長
申し合わせの時間が過ぎておりますので、簡潔にお願いいたします。
○小野国務大臣
厳粛に受けとめさせていただきます。
○宇佐美委員
どうもありがとうございました。
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